KI RX75 お手入れ完全ガイド|毎日からシーズンオフまで

この記事では、KI RX75のお手入れについて、まとめています。

まず、最初に、プレフィルター自動掃除機能で任せられる部分と、人の手でのお手入れが必要な部分(加湿フィルターやトレー、タンク)を整理しました。

次に、毎日・週末・月末・シーズン終わりの4ステップで具体的な掃除内容もまとめています。

面倒なお手入れを最小限にしながら、清潔で快適な状態を保ちたい方は参考にしてみてください。

KI RX75のお手入れ全体像|自動でできること・自分でやること

KI RX75は、プレフィルターの掃除がほぼ全自動ですが、加湿まわりはご自身でのケアが必要です。​

本体内部ではプレフィルター自動掃除機能が約48時間ごとに動き、プレフィルターのホコリをかき集めてダストボックスにためてくれます。​

一方で加湿フィルターやトレー、給水タンク、ダストボックス本体の掃除は、定期的な掃除が必要です。

そのためKI RX75は、ホコリ取りの手間はかなり軽くなる一方で、水まわりのお手入れは欠かせないと整理することができるでしょう。

自動掃除機能は「プレフィルターのホコリ取り」をおまかせできる

KI RX75の自動掃除機能は、背面のプレフィルターにたまるホコリを自動でかき集めてダストボックスに回収してくれる仕組みです。​

運転時間が約48時間たつごとに自動掃除モーターが動き、数分かけてフィルター表面をブラシでなぞりながらホコリを下側のダストボックスへ落としていきます。​

ユーザーは、半年に一度を目安にダストボックスを外してホコリを捨て、水洗いすればお手入れが完了します。​

この仕組みにより、プレフィルターを自分で外して掃除機をかけるといった作業がほぼ不要になりました。

ホコリ掃除が大幅に楽になるのは、大きなメリットといえますね。

お手入れで外せないポイントは「加湿まわりとダストボックスの定期ケア」

KI RX75では、水を使うパーツと、ホコリをためるボックスのケアが、お手入れの最重要ポイントになります。​

具体的には、給水タンクと加湿トレー、加湿フィルターを定期的に洗い、ぬめりや水あか、カビを防ぎます。

また、ダストボックスにたまったホコリも半年に一度を目安に捨てましょう。

実際、加湿器をよく使う家庭ほどフィルターの黄ばみやトレーのぬめりが出やすく、ニオイが出たり、加湿されにくくなったりします。

そのため、フィルターやトレーの掃除は必須といえますね。

このように、ホコリ取りはほぼ自動掃除機能に任せつつ、加湿まわりとダストボックスは自分で定期的にケアすることが、基本スタンスになるでしょう。​

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KI RX75のお手入れフローを解説

KI RX75のお手入れは、毎日、週末、月末、シーズン終わりの4つに分けて考えると、ムリなく続けやすくなります。​

毎日はタンクの水替えと軽い見た目チェック、週末は加湿トレーとフィルターの水洗い、月末はクエン酸洗浄、シーズン終わりは総仕上げというイメージです。​

例えば、平日は寝る前にタンクの水を替えるだけにしておき、週末にお風呂場でトレーと加湿フィルターをさっと洗うなど、生活リズムに合わると続きやすいです。​

こうして頻度ごとに掃除内容を分けておくと、「気づいたらカビだらけ、ホコリだらけで性能ダウン」といった事態を防ぎながら、無理なくお手入れを続けられるでしょう。​

毎日は「タンクの水の入れ替え」と「軽い見た目チェック」

毎日やるべきことは多くありませんが、タンクの水をその日のうちに入れ替えることだけは習慣にしておきたいお手入れです。​

加湿運転に使った残り水を一晩そのままにしておくと、雑菌が増えやすく、翌日のニオイやぬめり、フィルターの汚れにつながりやすくなります。​

就寝前や使用後にタンクの水を捨てて軽くすすぎ、新しい水道水を入れ直すだけでも、フィルターやトレーの汚れの防止になります。​

あわせて、本体上面や操作パネル、背面の吸気口まわりにホコリがたまっていないかを目で確認し、気になればさっと拭く程度で十分な日次お手入れになります。​

このくらい作業量であれば、毎日続けられるのではないでしょうか。

週末は「加湿トレー・加湿フィルターの水洗い」と「本体のふき掃除」

週末や1~2週間ごとで、加湿トレーと加湿フィルターを本体から外して、水道水ですすぎ洗いするのがおすすめです。​

水に触れている部分はどうしてもぬめりや水あかがつきやすく、軽い汚れのうちに洗っておくと、あとで汚れがひどくなったときに苦労せずに済みます。​

トレーは浴室やシンクで水を流しながらスポンジで軽くこすりましょう。

加湿フィルターは押し洗いするくらいの力加減こすると、パーツを傷めずに汚れだけを落とせます。​

このタイミングで、本体側面や背面、コード周りも固く絞った布で拭き上げておくと、見た目もすっきりです。

毎日だと大変ですが、週末に「トレーとフィルターを洗う」と決めておけば、続けやすく、シーズン中も快適に過ごせるでしょう。

月末は「クエン酸などを使った加湿パーツのしっかり洗浄」と「フィルター表面のホコリ取り」

シーズン終わりは「全パーツを洗って乾燥させてから保管」することが大切です。​

シーズン終わりには、加湿トレーや加湿フィルター、給水タンクなど水まわりのパーツをすべて取り外し、それぞれの汚れに合った洗い方で丁寧に洗浄します。​

加湿フィルターは、バケツや洗面器にぬるま湯とクエン酸を溶かして作ったクエン酸水に沈め、30分から2時間ほどつけ置きしてカルキ汚れや白い固まりを浮かせます。​

つけ置き後は新しい水道水で2〜3回しっかりすすぎ、洗剤やクエン酸が残らないようにしましょう。

その後、タオルで軽く水気を取り、直射日光を避けた風通しのよい場所で完全に陰干しします。​

トレーとタンクは、スポンジに薄めた中性洗剤かクエン酸水を含ませてこすり洗いし、ぬめりや水あかを落としたあと、水道水で十分にすすぎます。​

その後、タンクやトレーも逆さにして水切りし、内側までしっかり乾くまで放置してから、本体に戻さず乾いた状態で保管に回します。​

あわせて、背面パネルを外してプレフィルターや集じんフィルターの表面ホコリを掃除機の弱モードで優しく吸い取っておくと安心です。​

ここまで行ってから、本体を箱、乾いたパーツをポリ袋に分けて入れ、湿気や直射日光の少ない場所に立てた状態で保管しておきましょう。

そうしておくと、次シーズンに使い始めるときもホコリやカビ臭さが出にくく、気持ちよく再スタートできるはずです。​

シーズン終わりは「全パーツを洗って乾燥させてから保管」

シーズン終わりには、加湿トレーや加湿フィルター、給水タンクなど水まわりのパーツを一度すべて取り外して、丁寧に洗浄することが大切です。​

加湿フィルターはクエン酸つけ置きでカルキ汚れを落とし、トレーとタンクは中性洗剤かクエン酸入りのお湯でしっかり洗ってから、洗剤やクエン酸が残らないように十分すすぎます。​

その後、加湿フィルターやトレー、タンクは直射日光を避けて完全に乾燥させ、プレフィルターや集じんフィルターの表面ホコリも掃除機で取ってから、本体と一緒に保管します。​

ここまで行ってから電源プラグを抜き、湿気やホコリの少ない場所にしまっておけば、次のシーズンに使い始めるときもカビ臭さが少なく、安心して再スタートできるでしょう。​

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使用するクエン酸・洗剤の目安

あくまで目安なので、詳しくは説明書の推奨濃度をご確認ください。

クエン酸水の目安濃度

  • 基本の濃度
    • 水1リットルに対してクエン酸大さじ1杯(約10〜15g)が一般的な目安です。​
    • 汚れが軽いときは小さじ1杯(約5g)程度でも効果があります。​
  • つけ置きに使うときのイメージ
    • たとえばバケツに3リットルのぬるま湯を入れる場合、クエン酸大さじ3杯(30〜45g)ほどを溶かすイメージです。​
    • つけ置き時間は1時間程度が目安で、長時間放置しないことが推奨されています。​

中性洗剤の目安濃度

  • 台所用中性洗剤を使う場合
    • 別メーカーの例では、水3リットルに対して中性洗剤大さじ2〜3杯でトレーやフィルターを30〜60分つけ置く手順も示されています。​
  • 実際の使い分けのコツ
    • トレーやタンクのぬめり汚れには、まず薄めた中性洗剤でこすり洗いし、その後クエン酸水で水あかやカルキを落とすと効率的です。​

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KI RX75のお手入れ まとめ

KI RX75のお手入れは少し面倒に見えますが、「毎日は水替えだけ」「週末と月末に加湿まわり」「シーズン終わりに総仕上げ」と分けて考えるとぐっとラクになります。

とくに、加湿フィルターとトレーを定期的に洗っておくことで、ニオイやカビ、加湿量低下のトラブルを減らせます。

プレフィルター自動掃除機能もうまく活用しながら、負担にならないお手入れペースで、KI RX75を長く快適に使い続けましょう。

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