このブログでは、MX Master 4の重さについてまとめました。
実際の重量や口コミをもとに、「どれくらい重く感じるのか」「どんな対策が必要なのか」を具体的に解説します。
MX Master 4は実際に重いのか?
MX Master 4は、一般的なマウスより「重い」と感じる人が多いモデルです。
本体重量がおよそ150g前後とされており、オフィス向けマウスの平均的な重さである80〜100g前後より明らかに重くなっています。
一方で、旧モデルのMX Master 3やMX Master 3Sとは、重さはほとんど変わりません。
ここからは、MX Master 4と他のマウスの重さの違いについてみていきましょう。
MX Master 4の重さは約140〜150g前後で、一般マウスの約90gと比べると重い
MX Master 4の重量は、約140gとされており、一般的な有線やワイヤレスのオフィス用マウスと比べると、はっきりと重いです。
多くのオフィス向けマウスは80〜100g前後に収まることが多く、軽量モデルやゲーミングマウスでは60〜70g台も珍しくありません。
そのため、90g前後のマウスから乗り換えたユーザーが「数字以上の重さの違いを感じた」とレビューしているケースが目立ちます。
一方で、「マウスが軽すぎると手元がブレやすいが、MX Master 4くらいの重さだとカーソルがピタッと止まる」といった肯定的な意見もあります。
特に、資料作成や動画編集、デザインなど細かいポイントを狙う作業では、「軽いマウスよりも重めの方が狙った位置に止めやすい」と感じる人もいます。
つまり、MX Master 4は一般的なマウスより50〜70gほど重い分、「どっしり構えて細かい操作を安定させるマウス」と捉えるとイメージしやすいでしょう。
MX Master 3やMX Master 3S比べて、大きな差はないが「重さの感じ方」が変わった
MX Master 3やMX Master 3Sと比べると、MX Master 4はほぼ同じ重さです。
しかし、形状、素材、重心の違いで「同じくらいの重さなのに、手に伝わる印象が違う」と感じるユーザーが一定数います。
実際のレビューでは、
「3Sと比べて4は後ろ側に重さを感じて、手のひらにどっしり乗る感覚になった」
「逆に3Sの方が指先側が重く、ドラッグ時に違和感があった」
と、重心が変わったことで感じ方が違うようです。
また、
「3Sから4に変えて重さの数字は同じはずなのに、滑りや握り心地の違いで軽く感じた」
「表面のコーティングが変わり、少ない力で動かせるように感じる」
と表面の質感によって、重さの感じ方が変わるケースも少なくありません。
このように、MX Masterシリーズ同士では重量差そのものより、重心位置やシェイプ、コーティングによって“重さのかかり方”が変わっているのです。
そのため、3や3Sから乗り換えを検討している場合は、できれば実機を触って確かめるのがおすすめです。
MX Master 4の重さに関する悪い口コミ
MX Master 4の重さについては、高く評価する声がある一方で、「重くて使いづらい」と感じる悪い口コミも目立ちます。
特に長時間作業や広い画面環境で使う人ほど、MX Master 4の重さをデメリットとして感じやすいです。
ここでは、重さに関する悪い口コミを3つにまとめました。
悪い口コミ①:長時間使うと手首が疲れる・痛くなる
MX Master 4の悪い口コミで最も多いのが、「長時間使うと手首が疲れる、または痛くなる」という声です。
本体が約150g前後と重く、1日中マウス操作を続けることで、手首や前腕への負担が積み重なりやすいです。
実際、
「在宅勤務で8時間使っていたら、夕方には手首がジンジンするようになった」
「軽いマウスでは平気だったのに、MX Master 4に替えてから肩こりや腕のだるさが増えた」
というコメントがあります。
このように、手首や腕への負担をできるだけ減らしたい人や、すでに腱鞘炎ぎみの人にとっては、MX Master 4の重さは慎重に検討すべきでしょう。
悪い口コミ②:持ち上げにくく、スムーズに動かせない
次に多いのが、「持ち上げ動作がしづらい」といった不満です。
理由は、単に重いだけでなく、親指側の形状や表面の質感のために、「机からつまみ上げる動き」がやりにくくなっているからです。
具体的な重いとしては、
「パッドの端まで行ったときに少し持ち上げて戻したいのに、指が滑ってうまくつかめない」
「親指に力を入れるとサイドボタンやアクションボタンを誤って押してしまう」
という声が挙がっています。
さらに「軽いマウスだとヒョイっと持ち上げて位置を変えられたのに、MX Master 4は重くて形も大きいので、ワンテンポ余計な動きが必要になった」と感じるユーザーもいます。
そのため、マウスを頻繁に持ち上げて位置を調整する操作スタイルの人にとっては、「重さ+形状」の組み合わせが使いづらさにつながりやすいでしょう。
悪い口コミ③:デュアルモニター環境だとマウスの移動が多くて重さが気になる
3つ目に多いのが、「デュアルモニターやウルトラワイド環境で使うと疲れる」といった口コミです。
理由は、画面が横に広くなるほどカーソルの移動距離が増え、マウス本体の重さがダイレクトに疲労感に影響しやすくなるからです。
実際の声として、
「フルHD2枚のデュアル環境で一日中使っていたら、右腕だけ妙にだるくなった」
「4Kモニターで低めの感度設定のまま使っていたら、マウスを大きく振る必要があり、重さが気になってきた」
といった声が挙がっています。
このように、特に長時間かつ広い画面で使う人ほど、MX Master 4の重さが日々の疲れに効いてくるので慎重に検討する必要があるでしょう。
MX Master 4の重さに関する良い口コミ
MX Master 4には「重い」という声がある一方で、その重さを高く評価する良い口コミも見られます。
特に、「軽さよりも安定性やホールド感」を求める人にとっては、MX Master 4の重さはむしろ魅力として働くかもしれません。
ここでは、良い口コミを3つにまとめて紹介します。
良い口コミ①:適度な重さでカーソルがブレにくく、作業が安定する
MX Master 4に好意的なユーザーの中には、「適度な重さのおかげでカーソルがブレにくくなり、操作が安定した」と評価する人が多くいます。
マウスが軽すぎると、手のわずかな力や机の振動でカーソルが動いてしまいやすいです。
一方、ある程度の重量があると、細かいブレが起きにくくなります。
実際、
「スプレッドシートのセルやタイムラインの細かい位置をクリックするとき、軽いマウスだと行き過ぎたりしていたが、MX Master 4に変えたらピタッと止めやすくなった」
という声があります。
また、「デザイン作業や動画編集で、ツマミを少しだけ動かしたいときに、重さがあるぶん微調整しやすい」と感じているユーザーもいます。
このように、MX Master 4の重さは「カーソルを狙った位置で安定させられる」メリットがあるといえるでしょう。
良い口コミ②:どっしりした重さとサイズ感が手にフィットして、安心感がある
もう一つ多い肯定的な重いが、「どっしりした重さと大きめのサイズが手にフィットして安心感がある」というものです。
MX Master 4は、「手のひら全体で包み込むように持てるエルゴノミクス形状」を採用しており、手の中で安定してズレにくくなります。
実際の口コミでは、
「手が大きめなので、小さいマウスだと指先だけで支える感じで疲れていたが、MX Master 4は手のひら全体で支えられて楽になった」
「重さがあるぶん、机の上でコロコロ転がる感じがなく、しっかりホールドされている感覚が心地よい」
といった声があります。
そのため、特に手が中〜大きめのユーザーには、MX Master 4の重さとサイズ感はフィット感と安心感を生む要素としてプラスに働くでしょう。
良い口コミ③:クリエイティブ作業やオフィスワークでは、重さよりも機能性が勝る
三つ目の良い口コミとして、「クリエイティブ作業やオフィスワークでは、重さよりも多機能性のメリットが圧倒的に大きい」という評価があります。
MX Master 4は、チルト付きホイールやサイドスクロール、アプリごとのカスタマイズボタンなど、多くのショートカット機能を備えており、これらが日々の作業効率を大きく底上げしてくれます。
具体的な重いでは、
「最初は重さが気になったが、Excelの横スクロールや動画編集のタイムライン移動がサイドホイールだけで済むようになり、結果的にマウス移動量自体が減って快適になった」
という声があります。
また、
「コピーやウィンドウ切り替えなどを親指ボタンに割り当てたことで、キーボードに手を伸ばす回数が減り、トータルでは手の負担が軽くなった」
「重さよりも『作業が早く終わる』メリットの方が大きい」
と感じているユーザーもいます。
このように、クリエイターや資料作成が多いビジネスユーザーにとっては、重さを上回る生産性向上効果があると評価されているケースが多いと言えるでしょう。
MX Master 4で「重い」と後悔しないためにやってほしい4つの事
MX Master 4は高機能で人気の高いマウスですが、「買ってから合わなかった」とならないように、購入前にいくつかのポイントを確認しておくことが大切です。
ここでは、購入前にやっておくべきことを4つにまとめてみました。
やる事①:店頭やレンタルで実際に握って重さとフィット感を確かめる
まず一つ目は、可能であれば店頭やレンタルサービスを利用して、実際にMX Master 4を握ってみましょう。
重さやサイズ感、手へのフィット感はスペック表や口コミだけでは分かりにくく、実際に握った瞬間の感覚が人によって大きく違うためです。
具体的には、家電量販店の展示機を握って、普段と同じ持ち方でクリックやスクロール、少し大きめのカーソル移動を試してみると、自分の手の大きさや握力に対して「重すぎないか」「大きすぎないか」を体感できます。
やる事②:今のディスプレイ環境とポインター感度を見直す
二つ目は、今使っているディスプレイ環境とポインター感度を見直す前提で、MX Master 4の導入を考えることです。
同じマウスでも、モニターの枚数や解像度、DPI設定やポインター速度によって必要なマウス移動量が大きく変わり、それが「重い」「疲れる」と感じる度合いに直結します。
実際、
「DPIを上げてポインター速度を調整したら、同じマウスでも腕の疲れがかなり減った」
「画面レイアウトを変えただけで重さのストレスが減った」
といったユーザーの声もあります。
やる事③:自分の使用スタイル(作業時間・作業内容・マウスの持ち方)を整理する
三つ目は、自分がどのようなスタイルでマウスを使っているかを、あらかじめ整理しておくことです。
同じ重さのマウスでも、1日にどれくらい使うか、どんな作業が多いか、どのような持ち方をしているかによって、疲れ方や向き不向きが大きく変わります。
例えば、フルリモートで8時間以上PC作業をする人や、スプレッドシートや動画編集でドラッグ操作が多い人は、重いマウスによる手首や前腕への負荷が蓄積しやすい傾向があります。
逆に、作業時間が比較的短い人や、細かい調整よりもスムーズなスクロールやジェスチャーを多用する人は、重さをそこまで負担に感じない場合もあります。
やる事④:軽量マウスと二刀流で使い分ける
4つ目は、最初から「MX Master 4と軽量マウスの二刀流で使い分ける」という手です。
す「重めで多機能なマウス」と「軽くて振り回しやすいマウス」を場面ごとに使い分けた方が、快適さと疲れにくさのバランスが取りやすいからです。
実際には、
「仕事用にはMX Masterシリーズを使い、ゲームや長時間のブラウジングには軽量ゲーミングマウスを使う」
「資料作成はMX Master、細かいポインタ操作が続く作業では軽いマウスに持ち替える」
といった運用をしている人もいます。
MX Master 4はマルチデバイス切り替えや豊富なボタンカスタマイズが魅力ですが、「常にこれ一台だけにこだわる必要はない」と割り切るのもありでしょう。
MX Master 4は重い まとめ
MX Master 4は、軽いマウスに慣れている人にとっては、確かに「重い」と感じやすいマウスです。
一方で、その重さがカーソルの安定感やホールド感につながり、仕事用のメインマウスとして手放せなくなったという声も少なくありません。
大切なのは、スペックだけで判断せず、ご自身の作業環境、好みの操作感と照らし合わせて選ぶことです。
この記事で整理したポイントを参考に、あなたにとって「重さも含めてちょうどいい一台」かどうかを見極めてみてください。

