この記事では、Osmo Pocket 4Pのレビューを紹介・解説します。
結論から言うと、Osmo Pocket 4Pは、広角と60mm相当の中望遠を1台で撮り分けたい人や、逆光の人物撮影で白飛びと黒つぶれを抑えたい人に向いたジンバルカメラです。
新しく加わった中望遠は35mm換算60mm・F1.8の光学レンズで、広角では作りにくい自然な背景ボケを生み出せます。
広角側は1インチCMOSセンサーになり、D-Log 2というカラープロファイルを選ぶと最大17ストップの明暗差に対応します。
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- 先に結論!Osmo Pocket 4Pのレビュー総評
- Osmo Pocket 4Pをやめた方がいいのは、「ズームをほとんど使わない人」や「本体の軽さと携帯性を最優先したい人」
- Osmo Pocket 4Pをおすすめしたいのは、「1台で広角と60mm相当のポートレートを撮り分けたい人」や「逆光の人物撮影での白飛び・黒つぶれを抑えたい人」
- Osmo Pocket 4Pの悪いレビュー4選
- 悪いレビュー①:ズームを1倍から3倍へ連続的に動かしたときの、レンズ切り替えで「映像が一瞬止まるというか、カクンとなった」という声
- 悪いレビュー②:最大17ストップのD-Log 2(あとから色を調整できる撮影モード)が公式仕様で1倍ズーム限定のため「せっかくのズームや中望遠機能が使えなくなる」という声
- 悪いレビュー③:本体の幅が44.4mmから63.3mmに広がり、重さも230gになったため「これまでのポーチやケースだと、そのままでは入らない」という声
- 悪いレビュー④:スタンダードコンボが約99,000円とOsmo Pocket 4より19,800円ほど高いため「ズームを使わないならOsmo Pocket 4で十分」という声
- Osmo Pocket 4Pの良いレビュー5選
- 良いレビュー①:35mm換算60mm・F1.8の中望遠レンズを別に搭載していて光学で背景をぼかせるため「背景がふわっとボケた映像が撮れる」という声
- 良いレビュー②:広角レンズでD-Log 2を使うと最大17ストップの明暗差に対応するため「白トビしやすい空のグラデーションや、影の奥のディテールも残りやすい」という声
- 良いレビュー③:中望遠レンズがF1.8と明るく低照度動画モードにも対応しているため、「夜景もノイズ感が少なくクリーンな映像になる」という声
- 良いレビュー④:ActiveTrack 8.0(被写体を自動で追いかける機能)が最大12倍ズームまで対応しているため、画角の狭い6倍でも「意外と簡単に追尾できた」という声
- 良いレビュー⑤:1545mAhのバッテリーと103GBの内蔵ストレージで、長時間の記録に対応するため「気温の高い日に4K/60pを回しても、ビットレート標準なら2時間以上もった」という声
- Osmo Pocket 4Pのレビューについてまとめ
先に結論!Osmo Pocket 4Pのレビュー総評
Osmo Pocket 4Pは、広角と中望遠の2つのカメラを1台にまとめた、撮り分けの自由度が高いジンバルカメラです。
理由は、35mm換算20mm・F2.0の1インチCMOSセンサー広角に加えて、35mm換算60mm・F1.8の中望遠を独立した光学レンズとして搭載しているからです。
広角を切り出すデジタルズームではなく専用のセンサーで撮るため、人物を大きく写しても描写が甘くなりにくい構成です。
さらに内蔵ストレージが103GBあり、microSDカードを用意しなくても撮影を始められます。
実際に「103GBの内蔵ストレージがあるので、microSDカードを用意しなくても、開封してすぐに撮影できるのもポイントです。」という評価されています[出典:森本マリ「旅の思い出をvlogに残すならDJI「Osmo Pocket 4P」はどう?スマホと何が違う?実際に使ってわかったこと」/Pouch]。
ただし内蔵ストレージは容量を使い切れば書き込めなくなるため、旅行など長時間の撮影ではmicroSDカードを足す前提で考えたほうが安心です。
そのため、広角も中望遠も1台でこなしたい人にとって、Osmo Pocket 4Pは使い道の広い選択肢になるでしょう。
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Osmo Pocket 4Pをやめた方がいいのは、「ズームをほとんど使わない人」や「本体の軽さと携帯性を最優先したい人」
Osmo Pocket 4Pは、ズームをほとんど使わない人と、軽さや携帯性を最優先したい人には向いていません。
理由は、この機種の値上がり分がほぼ中望遠レンズの追加によるもので、その中望遠を使わないなら価格差と重量増だけが残るからです。
本体重量はOsmo Pocket 4の190.5gに対して230gで、幅も44.4mmから63.3mmに広がっています。
実際に「地味に効くのが重量。Osmo Pocket 4が190.5gなのに対し、デュアルレンズの4Pは230g。約40gの差ですが、毎日持ち歩くことを考えると、負担の違いはある」という指摘があります[出典:エンディ「DJI Osmo Pocket 4と4Pを比較!無印とProの違い・どっちを買うべきか」/デジモノート]。
動画のデジタルズームも最大4倍から最大12倍に広がりましたが、広角だけで完結する撮り方ならこの差は活きません。
そのため、自撮りや風景を広角で撮るだけの使い方が中心なら、Osmo Pocket 4を選んだほうが満足しやすいでしょう。
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Osmo Pocket 4Pをおすすめしたいのは、「1台で広角と60mm相当のポートレートを撮り分けたい人」や「逆光の人物撮影での白飛び・黒つぶれを抑えたい人」
Osmo Pocket 4Pは、広角と60mm相当のポートレートを1台で撮り分けたい人と、逆光の人物撮影で白飛びや黒つぶれを抑えたい人におすすめできます。
理由は、中望遠レンズがF1.8と明るく、DJI公式もフルサイズカメラのおよそf/6.3に相当するボケ効果が得られると説明しているからです。
広角の20mmで人物に寄ると顔のパースがつきやすい一方、60mm相当なら離れて撮れるため顔立ちを自然に写せます。
実際に「背景もボケており、人物の輪郭が際立つ」という声も挙がっています。[出典:ヤマダユウス型「ついに中望遠まで手に入れたDJIの新型ジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」。もう粗探しすら諦めるレベル」/ギズモード・ジャパン]
逆光については、広角レンズでD-Log 2を選ぶと最大17ストップの明暗差に対応します。
そのため、人物を主役にした動画を1台で仕上げたい人にとって、Osmo Pocket 4Pは有力な候補になるでしょう。
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Osmo Pocket 4Pの悪いレビュー4選
まずは、Osmo Pocket 4Pで指摘されている評価の低いポイントを4つに分けて紹介します。
理由は、2つのカメラを1台に収めた構成そのものが、操作・撮影モード・サイズ・価格のそれぞれに影響しているからです。
具体的には、レンズが切り替わる瞬間の映像の変化、最大17ストップのD-Log 2が1倍ズーム限定である点、筐体が大きく重くなった点、そして19,800円の価格差の4つに集約されます。
いずれも故障ではなく仕様に由来するものなので、事前に把握しておけば購入後のギャップを小さくできます。
たとえばレンズの切り替わりは、倍率を決めてから撮るようにすれば映像に残りませんし、D-Log 2の制約も、編集で色を整えない人にはそもそも関係のない話です。
逆に、ズームしながら長く回すスタイルの人や、既存のケース類をそのまま使いたい人にとっては影響の大きい項目になります。
そのため、ここからの4項目は「自分の撮り方で本当に困るか」という視点で読み進めてみてください。
悪いレビュー①:ズームを1倍から3倍へ連続的に動かしたときの、レンズ切り替えで「映像が一瞬止まるというか、カクンとなった」という声
Osmo Pocket 4Pは、ズーム倍率が変わるタイミングで映像の見え方が変わることがあります。
理由は、DJI公式FAQにもあるとおり、録画中は本体がズームレベルに応じて対応するレンズに切り替える設計で、1倍と3倍で別々のカメラが使われるからです。
実際に「ただし、ズームを連続的に動かした場合は、カメラの切り替えポイントで、映像がカクンとなる現象が見られた。」という指摘が出ています[出典:武石修「【レビュー】Osmo Pocket 4P」/デジカメ Watch]
ただしDJI公式FAQは「映像の切り替わりは滑らかで自然」と説明しており、公式と意見が分かれている点には注意が必要です。
回避策としては、ズームボタンを1回押して1倍と3倍を切り替える使い方があり、録画を分けてしまえば切り替わりの瞬間は映像に残りません。
そのため、ズームしながら回し続けるカットが多い人は、あらかじめ倍率を決めて撮る運用にすると気になりにくいでしょう。
悪いレビュー②:最大17ストップのD-Log 2(あとから色を調整できる撮影モード)が公式仕様で1倍ズーム限定のため「せっかくのズームや中望遠機能が使えなくなる」という声
Osmo Pocket 4Pの売りである最大17ストップは、条件を満たさないと使えません。
理由は、DJI公式の製品ページに「10-bit D-Log 2は1倍ズームのみサポートしています」と明記されているからです。
あわせて公式は、ノーマルとD-Logの両カラープロファイルでは最大14ストップになるとも注記しています。
実際に「1つ目は、D-Log 2を入れると画角が1x(20mm広角)に固定される。せっかくのズームや中望遠機能が使えなくなってしまう」という不満が挙がっています[出典:satowith「DJI Osmo Pocket 4Pの17ストップD-Log 2、実際の撮影で出番はどれくらいあったか」/note]
この制約はD-Log 2に限ったもので、従来のD-Logなら中望遠側でも選べるため、Logでの撮影そのものができなくなるわけではありません。
そのため、明暗差の大きい場面は広角のD-Log 2、寄りたい場面は中望遠のD-Logと使い分ける前提で考えると割り切りやすいでしょう。
悪いレビュー③:本体の幅が44.4mmから63.3mmに広がり、重さも230gになったため「これまでのポーチやケースだと、そのままでは入らない」という声
Osmo Pocket 4Pは、これまでのポケットサイズという印象からは一回り大きくなりました。
理由は、DJI公式スペックで本体サイズが159.5×63.3×33.5mm、重量が230gとされており、144.2×44.4×33.5mm・190.5gのOsmo Pocket 4より幅が18.9mm広がっているからです。
幅が広がった分、これまで使っていたケース類がそのままでは使えない場面が出ています。
実際に「Pocket 4/3用ケース(ASIN: B0CLXPYKK7 等)は4Pには物理的に入らない」という指摘があります[出典:TKC「DJI Osmo Pocket 4P アクセサリーおすすめ8選」/デバイスキャンプ]
これは持ち歩けないという意味ではなく、ケースやポーチを買い替える費用と手間が追加で発生するという話です。
なお本体は159.5mmと細長い形状のままなので、カバンの外ポケットやサコッシュに入れる分には大きな支障になりにくい大きさです。
そのため、買い替える際はケース類も一緒に見直す前提で予算を組んでおくと安心でしょう。
悪いレビュー④:スタンダードコンボが約99,000円とOsmo Pocket 4より19,800円ほど高いため「ズームを使わないならOsmo Pocket 4で十分」という声
Osmo Pocket 4Pは、前モデルとの価格差が小さくありません。
理由は、スタンダードコンボのメーカー希望小売価格がOsmo Pocket 4Pは99,000円、Osmo Pocket 4は79,200円で、差額が19,800円あるからです。
この差額で得られる主な違いは、60mm相当の中望遠レンズ、最大17ストップのD-Log 2、動画で最大4倍から最大12倍に広がったズームの3点です。
そのため、広角だけで使用が完結するなら、無印のPocket 4の方がコスパが良いといえるかもしれません。
ただ、中望遠を使う人にとっては同じ差額19,800円でも意味が違ってくるでしょう。
そのため、中望遠を使う場面が思い浮かばないなら、Osmo Pocket 4を選ぶほうが納得感のある買い物になるでしょう。
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Osmo Pocket 4Pの良いレビュー5選
ここからは、Osmo Pocket 4Pで評価されているポイントを5つ紹介します。
理由は、2つのカメラと新しいセンサーによって、前モデルでは難しかった撮り方が手のひらサイズのまま実現しているからです。
具体的には、60mm相当の中望遠による背景ボケ、D-Log 2での明暗差への強さ、中望遠でも扱える低照度動画モード、最大12倍まで対応するActiveTrack 8.0、そして長時間の記録に耐えるバッテリーと内蔵ストレージの5点です。
早速、Osmo Pocket 4Pの高評価レビューを順番にみていきましょう。
良いレビュー①:35mm換算60mm・F1.8の中望遠レンズを別に搭載していて光学で背景をぼかせるため「背景がふわっとボケた映像が撮れる」という声
Osmo Pocket 4Pは、この大きさのカメラとしては背景を自然にぼかしやすい機種です。
理由は、35mm換算60mm・F1.8の中望遠が、1/1.28インチCMOSセンサーを持つ独立したカメラとして搭載されているからです。
ソフトウェアで背景をぼかす処理ではなく光学的なボケなので、髪の毛の輪郭などが不自然に溶けにくいという違いがあります。
実際に「60mmという中望遠の距離感で、背景がふわっとボケた映像が撮れるので、絵が一段とそれっぽくなる」という評価もあります[出典:タカノ「DJI Osmo Pocket 4P レビュー|2眼の望遠は実際どこまで使えるか」/スーログ]
中望遠の最短撮影距離は0.2mで、広角の0.09mより離れる必要がある一方、離れて撮れる分だけ顔のパースが自然になります。
そのため、人物や料理を主役にした映像を撮りたい人には、この中望遠が大きな武器になるでしょう。
良いレビュー②:広角レンズでD-Log 2を使うと最大17ストップの明暗差に対応するため「白トビしやすい空のグラデーションや、影の奥のディテールも残りやすい」という声
Osmo Pocket 4Pは、明暗差の大きい場面での粘りが前モデルから大きく変わりました。
理由は、広角レンズが新しい1インチCMOSセンサーとLOFIC技術を採用し、D-Log 2を選んだときに最大17ストップのダイナミックレンジに対応するからです。
窓越しに屋内から外を撮る場面や逆光のポートレートでも、ハイライトとシャドウのディテールを両方保持できるようになりました。
実際に「白トビしやすい空のグラデーションや、影の奥のディテールも残りやすく、好みのトーンに仕上げやすい。」という評価があります[出典:satowith「DJI Osmo Pocket 4Pの17ストップD-Log 2、実際の撮影で出番はどれくらいあったか」/note]
そのため、編集まで含めて作品として仕上げたい人ほど、このダイナミックレンジの恩恵を受けやすいでしょう。
良いレビュー③:中望遠レンズがF1.8と明るく低照度動画モードにも対応しているため、「夜景もノイズ感が少なくクリーンな映像になる」という声
Osmo Pocket 4Pは、暗い場所でも中望遠を使いやすい設計になっています。
理由は、中望遠レンズの絞りがF1.8と広角のF2.0より明るく、低照度動画モードでは中望遠側でも感度を最大ISO25600まで上げられるからです。
低照度動画モードは4Kなら24fps、25fps、30fpsで使えるため、夜の街歩きのような場面でも解像度を落とさずに撮影できます。
実際に、「ノイズ感が少なくクリーンな映像」という評価もあります[出典:武石修「【レビュー】Osmo Pocket 4P」/デジカメ Watch]
暗所での描写を優先するなら、広角側のほうがセンサーが大きく感度も最大ISO51200まで上げられるため、場面に応じて使い分けるのが確実です。
そのため、夜のスナップや室内の撮影が多い人にとっても、Osmo Pocket 4Pは使いどころの多い1台といえるでしょう。
良いレビュー④:ActiveTrack 8.0(被写体を自動で追いかける機能)が最大12倍ズームまで対応しているため、画角の狭い6倍でも「意外と簡単に追尾できた」という声
Osmo Pocket 4Pは、ズームして画角が狭くなっても被写体を追い続けられます。
理由は、ActiveTrack 8.0が設定した任意の焦点距離に対応し、最大12倍ズームでのトラッキングに対応しているからです。
公式が示す被写体トラッキングの有効距離は、3倍から6倍で約1.5mから25m、6倍から12倍で約3mから50mとされています。
実際に「6倍の撮影はかなり画角が狭く顔を捕捉するのは難しいが、意外と簡単に追尾できた」という声が挙がっています。[出典:武石修「【レビュー】Osmo Pocket 4P」/デジカメ Watch]
そのため、離れた場所の被写体を1人で追いながら撮りたい人には、この追尾性能が大きな助けになるでしょう。
良いレビュー⑤:1545mAhのバッテリーと103GBの内蔵ストレージで、長時間の記録に対応するため「気温の高い日に4K/60pを回しても、ビットレート標準なら2時間以上もった」という声
Osmo Pocket 4Pは、ある程度まとまった長さの撮影にも対応できます。
理由は、1545mAhのバッテリーに加えて103GBの内蔵ストレージを備えており、電源と保存先の両方に余裕があるからです。
内蔵ストレージだけで4K60fpsなら最大210分、1080p24fpsなら最大約570分の録画と保存が可能です。
実際に「気温33度の日に4K/60pを回し続けても、ビットレート標準なら2時間以上、余裕で持った」という声が挙がっています。[出典:タカノ「DJI Osmo Pocket 4P レビュー|2眼の望遠は実際どこまで使えるか」/スーログ]
そのため、長回しを前提にするなら予備の電源とmicroSDカードを用意しておくと、より安心して撮影に集中できるでしょう。
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Osmo Pocket 4Pのレビューについてまとめ
Osmo Pocket 4Pは、60mm相当の中望遠を使うかどうかで評価がはっきり分かれるジンバルカメラです。
結論として、「F1.8の中望遠による自然な背景ボケ、D-Log 2での最大17ストップ、低照度動画モード、最大12倍まで対応するActiveTrack 8.0、1545mAhのバッテリーと103GBの内蔵ストレージ」が高評価でした。
中望遠を使う場面が思い浮かぶならOsmo Pocket 4P、広角だけで足りるならOsmo Pocket 4という基準で選ぶと失敗しにくいでしょう。
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